飲食業界は廃業率が高い
飲食店の全国店舗数は1991年の85万店舗をピークに、2014年には62万店舗まで、実に23万店舗も減少しています(*総務省データより)
これは、なんと!!1日あたり27店舗も閉店していることになります。
新規開業した飲食店の約7割が開業して3年以内に廃業し、10年後に生き残っている飲食店は1割もない状況です。
なぜ廃業率が高いのか?
なぜこんなに多くのお店が3年以内に閉店に追い込まれるのでしょうか?
それは、他の業種に比べてあまりにも無計画な開業が多いからなんです。
飲食業は開業のハードルが低い業界の一つで、簡単な手続き程度ですぐに開業できます。
- 学生時代アルバイトしたことあるから焼き鳥なら焼ける!
- 俺の料理は誰にも負けない!
- お酒が好きで人と会話するのが好き!
- 昔から料理が得意で、周りの人皆に店出せばいいのに!ってよく言われる!
こんな理由で簡単に始めてしまうから、結果3年以内に閉店してしまうんです。
飲食店を経営することははそんなにあまいものではありません。
廃業しないためには?
廃業しないためには
- お客様に伝わる魅力的なコンセプト
- 数字の計算に強くなる
この2つのことを理解して実践することが重要です。これは開業する際、既存店を改善する際どちらも同じです。
「新規で開業の場合」
出店場所や業態を決める段階から意識することで、無駄に広告費をかけることなく、値引き合戦にも巻き込まれることのない、お客様に選ばれるお店の価値を作ることができます。
「既存店で何かお悩みがある場合」
原点に帰り、自分の店が何屋なのか?何が売りなのか?それがお客様に伝わっているのか?をもう一度考え直すことで、お店はすぐに生まれ変わります。